はじめに
「理想の睡眠時間は?」と聞かれると、7〜8時間と言われることが多いですよね。
でも、現実は仕事や家事、育児に追われてなかなか十分に眠れない人も多いと思います。
私自身も長年、毎日5時間半ほどの睡眠しか取れていませんでした。
朝は子どもたちのお弁当作りのために早起き、夜は家事や片付け、そして高校生の子どもが夜更かしをしていると、母親として自分だけ先に寝るのも気が引けて…気づけば家族の中で一番睡眠時間が短い状態に。
そんな生活が続いた結果、最近は体調の不調を感じることも増えてきました。
そこで今回は「理想の睡眠時間」について、科学的な目安と、私自身の体験を交えて書いてみたいと思います。
理想の睡眠時間の目安
- 大人(18〜64歳):7〜9時間
- 高齢者(65歳以上):7〜8時間
(米国睡眠財団や厚生労働省のデータより)
5時間以下の睡眠が続くと、生活習慣病のリスクが高まるという研究もあり、健康を維持するにはやはり7時間前後は確保することが理想だといわれています。
睡眠不足が体に与える影響
- 疲れが取れず集中力が落ちる
- 免疫力が下がり風邪をひきやすくなる
- 肌の調子が悪くなる
- イライラしやすくなる
- 生活習慣病(高血圧・糖尿病など)やガン発症のリスク上昇
実際に私も「疲れが取れない」「気分が落ち込みやすい」などを感じていて、やっぱり睡眠不足は大きな原因なんだと実感しています。
私が意識して変え始めたこと
1.「家族より遅くまで起きていないといけない」という思い込みを手放す
子どもが夜遅くまで起きていても、母親が健康を崩したら本末転倒。ある程度割り切って、自分の健康を優先することにしました。
2.就寝時間を30分だけ早めてみる
いきなり2時間増やすのは難しいので、まずは小さな一歩から。
3.寝る前のスマホ時間を減らす
SNSや動画をつい見てしまうけれど、ブルーライトで眠りが浅くなるのを防ぐために控えるように。
まとめ
理想の睡眠時間は7〜9時間といわれていますが、現実の生活ではなかなか難しいものです。
私自身も5時間半の睡眠を続けて体調を崩し、今は少しずつでも「自分の体のために寝る時間を増やそう」と意識しています。
特に家事や育児をしていると「自分のことは後回し」になりがちですが、家族のためにもまずは自分が健康であることが一番。
無理のない範囲で、少しずつ睡眠を大切にしていきたいと思っています。